新卒で入社後、生産管理課に配属となり、製品の船入出荷を担当しました。
主に電話で協力会社の方々と連絡をとりながら入出荷の時間などを調整するのですが、時には製品を輸送する桟橋まで足を運んで、担当者と顔を合わせて話をする機会も作っていました。業務を通して、現場の声を聞き、相手の顔を見ながら自分の言葉で装置や製品の状況を伝える方が深いコミュニケーションが取れるということを実感したからです。直接的に業務とは関係なくても、製品の製造状況を把握するために、社内の製造部門の人たちから情報収集することもありました。生産管理課では社内外問わず、多くの人とコミュニケーションをとることで、社会人としての信頼関係構築の基礎を学ぶことができたと思っています。また配属当初は分からない用語も多く苦労したのですが、周囲の人たちが本当に温かく教えて下さったので、いつも助けられたことを覚えています。生産管理課を離れた今でも、困ったことがあれば相談できる仲になれたことは大きな財産となっています。