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ジョブローテーションと
キャリアについて

社員の成長、
会社の発展を促す
ジョブローテーション

丸善石油化学株式会社ではジョブローテーションを行っており、入社してから退職するまでに複数の部門に携わっていただきます。
個人差はありますが、3年から5年くらいのスパンで部署異動をしていくことになります。
場合によっては、部門を超えて異動することもあります。

定期的に行うキャリア面談で、上長と一緒に今後のキャリアパスについて考え、 本人の希望や適性を考慮して会社が異動先を決定します。

様々な仕事を経験するなかで、自分のやりたいことを見つけ、得意なことをさらに伸ばしてもらいたいと願っています。
ジョブローテーションを通して様々な角度から会社をみることで、 将来的に広い視野を持つ管理職になっていただくことを期待しています。

技術系総合職 事務系職種
技術系総合職
事務系職種

キャリア紹介

キャリア紹介 齋藤 歩

ライフイベントを乗り越え、
様々な立場から「会社」や「もの」を捉える

事務系総合職 2013年入社

齋藤 歩 Ayumi Saito

営業本部 本部長スタッフ
出身学科:文学部 史学科卒

略歴
  • 2013年 4月:新卒入社
  • 2013年 7月:千葉工場 生産管理部生産管理に課属
    船入出荷業務を担当
  • 2014年 6月:営業本部基礎化学品一部アロマグループへ異動
    担当製品バランス管理、顧客対応業務を担当
  • 2018年11月:産休・育休取得
  • 2020年 4月:営業本部営業統括室管理グループへ復職
    関連会社管理業務、蒸気・電力売買関連業務を担当

1年目~顔を合わせて話し合うことの大事さを知る。

キャリアステップ

2年目~同業他社とのやりとりが刺激になる日々。

現在の仕事 数字から会社を俯瞰できる仕事。受け身だった自分からの脱却。

キャリアステップ

今後のキャリア

様々な部署から見える「ものづくり」を体感したい。

就職活動で軸にしていた「ものづくり」をこれまで間近で見てきました。「ものづくり」への興味はいまも変わりませんし、むしろ、もっと知りたいという気持ちが高まっています。部署が変わるとものを見る視点が変わって、新たな発見がたくさんあるのです。
まだまだ自分の適性を模索している最中ですが、ジョブローテーションを通して、ゆくゆくは自分の適性あるいは得意とする分野を見つけ、その領域を深めていきたいですね。育児と仕事の両立に関しても手探り中ですが、時間を有効に使って、そのどちらも疎かにせず、納得のいく仕事をしたいと思っています。

齋藤 歩
キャリア紹介 渕向 純一

積極的なチャレンジのため、学び続けたい

技術系総合職 2006年入社

渕向 純一 Junichi Fuchimukai

千葉工場 プロジェクト推進部 プロジェクト推進課 課長
出身学科:理工学研究科物質工学専攻

略歴
  • 2006年 4月:新卒入社 千葉工場 製造二部 化成品製造課に実習配属
  • 2006年 7月:千葉工場 製造一部 芳香族製造課へ配属。製造スタッフを担当
  • 2007年 2月:千葉工場 生産管理部技術課へ異動
    千葉工場の製造装置管理、京葉エチレン再構築プロジェクトを担当
  • 2016年 8月:東京本社 技術部へ異動 新規プロジェクトの計画立案を担当
  • 2019年 3月:千葉工場 プロジェクト推進部 プロジェクト推進課へ異動
    3EP系統新設備建設プロジェクトを担当
  • 2020年 4月:同課課長へ昇進

1年目~ すべてが新鮮な経験。多くの知見を吸収する日々。

2年目~ 自分の“足跡”を残す。

11年目~自らの手で、検討段階から創りあげるプロジェクトを牽引。

14年目~愛着あるプロジェクトを現場で進めていく立場に

15年目~現在課長として、様々なプロジェクトを見守る立場に

キャリアステップ

今後のキャリア

学び続けること、人との関係を大事にすること。

思えば、若い頃から専門分野に関係なく「学び」続けてきたキャリアでした。どこがゴール、ということは恐らくなく、辿り着いたポジションにはそれぞれ学ばなければならないことがあるのだと思っています。

技術をベースに多くの人と信頼関係を築き、これからも新たなことにチャレンジするキャリアを積み重ねていきたいと思います。

渕向 純一
キャリア紹介 青木 聖

自分に何ができるのか、挑戦の連続

技術系総合職 2004年入社

青木 聖 Hijiri Aoki

営業本部 機能化学品部 機能化学品グループ
出身学科:理工学研究科 化学専攻 修了

略歴
  • 2004年 4月:新卒入社
  • 2004年 7月:研究所 商品研究室(現 化成品研究室)に本配属
    ビニルエーテル等の商品開発を担当
  • 2005年 6月:研究所 新商品開発室へ異動
    電子材料用途の添加剤、レジスト用途ポリマーの商品開発を担当
  • 2009年 6月:研究戦略室へ異動(2012年3月~機能化学品部 兼務)
    外部機関との共同研究業務、新規商品・技術の調査検討を担当
  • 2012年 5月:Maruzen America, Inc.へ出向
    会社運営業務、米国顧客向け、レジスト材料の技術営業を担当
  • 2017年 7月:営業本部 機能化学品部機能化学品グループへ異動
    国内顧客向け、レジスト材料の技術営業を担当

1年目~合成技術を磨いた日々。

2年目~まだ見ぬ新しい世界を創り出す。

6年目~研究戦略室。キャリアの中でも、より難易度の高い課題に取り組んだ時期。

9年目~アメリカ赴任。技術営業の道へ。

現在の仕事 お客様の一番近くに寄り添い感じる、新たなやりがい。

キャリアステップ

今後のキャリア

高まり続ける顧客からの信頼と期待に応えていきたい。

現在の部署で成果を残していきたいと思っています。丁寧な開発対応の甲斐もあり、顧客との関係は良好で依頼される開発件数も増えている状況です。
その反面、要望に応えられる体制をきちんと構築する必要があるとも感じています。例えば、将来予想される需要に対応できる装置の投資計画を立案するなど、顧客のニーズの最前線にいる立場から最適な体制づくりを考案し、部署の要となる存在になりたいです。

これまでのキャリアの経験から活かせることはたくさんありますし、伸びている分野だからこそ、できる仕事がまだまだあると思っています。

青木 聖
キャリア紹介 清水 克應

多様な部門経験を会社全体の施策に活かす

事務系総合職 1991年入社

清水 克應 Katsumasa Shimizu

総務部長 兼 秘書室長
出身学科:文学部 地理学科卒

略歴
  • 1991年 4月:入社
  • 1991年 7月:千葉工場 事務部 勤労課へ本配属
    採用、社内教育を担当
  • 1996年 1月:基礎化学品本部へ異動
    エチレン事業JV社運営業務、営業管理業務を担当
  • 2000年10月:千葉工場 生産管理部 生産管理課へ異動
    エチレン製造装置・ブタジエン製造装置生産計画立案、製品バランス調整、海上入出荷調整業務等を担当
  • 2003年 7月:関連会社(京葉モノマー)出向
    事務課長として経理・総務・労務・人事・購買業務を担当
  • 2005年 7月:基礎化学品二部へ異動 EOG事業を担当
    グループリーダーに任命
  • 2011年 6月:人事総務部 秘書グループへ異動
    広報グループ兼務(2012年6月~経営企画部兼務)
    グループリーダーとして役員会運営、外部取材対応等を担当
  • 2016年 8月:人事総務部 人事グループへ異動
    グループリーダーとして人事制度運用、人事異動、採用を担当
  • 2018年 4月:千葉工場 事務部 部長に任命
    千葉地区の総務、人事労務、教育を統括
  • 2020年 4月:営業本部 基礎化学品二部に異動
    部長としてEOG事業を統括

1年目~人事から営業管理へのキャリアチェンジを経験

10年目~千葉工場における生産・入出荷の司令役に。

13年目~様々な立場で、今後に活きる知見を養う。

26年目~丸善石油化学のステータスを守るために。

現在の仕事 全体の規範を定め、浸透させ、よい会社を形作る

キャリアステップ

今後のキャリア

これまでのキャリアパスを活かして、これからも会社に貢献していきたい。

当社の中でも異動回数が多いケースとなりましたが、その時々のキャリアでの学びの機会で習得した知識や経験が自らの中で統合され、より広い視野で物事を考え判断する基礎となっていることは間違いありません。
また、どのキャリアにおいても上司や同僚、関係部署の人たち、時には社外の方々からの教えも成長において大変重要な要素だと実感しています。

実は新人で人事部門に配属されたときは、営業部門や生産管理部門に配属された同期を羨ましく思いました。せっかく化学メーカーに入ったのだから、製品を扱う業務に就きたいという想いがあったからです。
しかし、製品に直接かかわらずとも、化学会社に属する限りいろいろな場面で化学に接することになります。人事や経理といった仕事においても化学業界特有の側面もありますし、そこでの経験がその後のキャリアで必ず活きるという点はこれまで述べたとおりです。

今まで製品に関わる部署も含めてさまざまな仕事を経験してきましたが、一方で、特定の部署を経験しないとできないとされるスキル・知識などは、周囲のアドバイスや自らの勉強で相当カバーできると実感しています。ジョブ型といった専門性の追求が重要視されるトレンドにあっては、今後ここまで多いジョブローテーションは少なくなると思いますので、自ら専門外の分野に積極的に出て行って学ばなくてはいけなくなるでしょう。
比較的長期的スパンで多様な経験を積ませるという、日本特有の人材育成手法の受益者である私自身は、ジョブローテーションで多様な仕事を自動的に学ぶことができ、ある意味非常に幸運だったと感じています。

ジョブローテーション結果としての多様な経験を現在の事業や部署運営にうまく活かし、後進の指導を継続したいと思っています。

清水 克應

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ここにある使命と誇りの結晶が、世界をもっと豊かにする。

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