製造二部
化成品製造課 ME係
安徳 凌太 Ryota Antoku
2017年入社 / 普通科卒
経歴
就職先について考える時期を迎えた当初は、人と話すことが好きな自分にはアパレル関係や飲食店などの接客業が向いていると漠然と考えていました。しかし「チームワークを大切にしながら仲間と連携する仕事なので、人と話すことが好きなら向いているはず」と就職指導の先生から勧められたのは丸善石油化学でした。当時は普通科出身の自分が、工業高校などで専門知識を身に付けてきた人たちと同じレベルで胸を張って働けるのかという不安を感じたことをよく覚えています。そんな中で参加した応募前職場見学で、普通科出身でもばりばり活躍している先輩社員の姿を直接見学し、また紹介の通り、社員同士密接にコミュニケーションを取りながら楽しそうに仕事をする姿を見て入社を決意しました。
丸善石油化学では、主力製品の生産時に生じる成分を有効活用して他の製品を製造しています。この製造プロセスにおける装置の運転や安全管理、製品の品質向上、お客様への出荷作業などが所属部署化成品製造課のミッションです。工場内のパトロール、製品サンプルの採取と品質チェック、業務効率や品質向上につながる提案などが、具体的な担当職務になります。他部署に比べて温度の変化に敏感で爆発などの危険をともなう成分を扱うため、社内でも特に安全管理に対する注意を要する仕事です。製造装置の種類が多いため、覚えなければいけないことがも多いのが大変な点ですね。ただ、ですが、入社前に聞いた感じた印象通りとおり、誰もが親切に教えてくれますから一人で途方に暮れるということはありません。経験を重ねてこなせる業務職務が増えていく過程では、自身の成長を実感できるので張り合いがありますよ。
2年目になると良くも悪くも仕事に慣れ、とは言えまだまだ未熟で、自分ではきちんとやり終えたつもりでも、小さなミスをしてしまうことがありました。しかし、先輩や上司が都度きちんと指導してくださったこともあり、おかげで3年目になる頃には先輩から「この作業は安徳に任せているから大丈夫だろう」と信頼の言葉をいただけるまでになりました。この時には素直に嬉しいと感じると同時に、その期待に応えたいとより一層の責任を感じました。
入社7年目を迎え、最近では後輩の面倒を見る機会が増えてきました。自身が先輩たちからもらったことを、今度は後輩へ還元していきたいと考えています。頼られる先輩となるために、まず頼りやすい環境づくりに努めています。一見業務に関係のないプライベートに関する何気ない雑談も含め、普段から気軽に会話を交わせる関係性を築くことで、話しにくいことも切り出しやすくするなど心がけています。
足元は頼られる先輩を目指し、ゆくゆくはチーム全体、ひいては部署から頼られる主任を目指したいと考えています。そのために現状に満足することなく積極的に新しい経験に挑戦してスキルや知識を身に付け、部下から信頼される主任になれるよう、自己研鑽もしたいです。
ポメラニアンとプードルのミックス犬を飼っているので、一緒に過ごす時間を大切にしています。仕事から帰宅すると大喜びで迎えてくれるので疲れが吹き飛びます。休日には、ペット同伴OKの宿泊施設やグランピング場、ドッグカフェなど、さまざまな場所に一緒に出向いてリフレッシュしています。今ではもう人生に欠かせないパートナーです。
ここにある使命と誇りの結晶が、世界をもっと豊かにする。